【株式会社中央住宅 (ポラスグループ)】導入後数か月で戸建て物件2件成約!月間の問い合わせ・見学者数も大幅に増加!
株式会社中央住宅不動産ソリューション事業部 Re:polus課 課長 高橋重弘さん

株式会社中央住宅不動産ソリューション事業部 Re:polus課 課長 高橋重弘さん
「無人内見くん」を導入いただいている企業にサービス導入に至った経緯や、導入の効果をインタビューさせていただきました。
今回は、株式会社中央住宅(越谷市)不動産ソリューション事業部 Re:polus課 課長の高橋重弘さんに話を聞きました。
ポイント
導入情報 ※2024年10月時点
ポラスグループの株式会社中央住宅は、埼玉県を中心に東京都、千葉県、神奈川県で事業を展開する総合不動産会社です。新築分譲住宅や注文住宅の販売、リフォーム事業などを手がけ、地域に密着した事業展開を行っています。同社は「循環型のビジネスモデル」を目指し、新築だけでなく中古住宅の再生事業にも力を入れています。
時間外の物件案内やグループ内での相乗効果に期待
ショウタイム24のサービスを知ったきっかけを教えてください。
高橋課長:当社の新築分譲部門で既に利用しており、紹介があったことがサービスを知ったきっかけです。お客様の見学ニーズが多様化しており、土日以外の時間帯や曜日でも対応する必要が出てきていました。以前は、お客様から問い合わせがあると、営業担当が現地に行って案内をしたり、営業所に来ていただいたりしていました。しかし、お客様のご都合に合わせて内見をしていただくのは難しい。
そういったなかで、新築分譲部門での無人内見の実績を聞いて、我々の部署でも導入を検討し始めたんです。
新築分譲部門での実績とは、具体的にどのようなものだったのでしょうか?
高橋課長:無人内見を導入したことで、見学者数が増加したという報告を受けていました。また、お客様の都合に合わせて柔軟に対応できるようになり、それが成果につながっていたんです。
我々の部署では、中古物件の再生事業を行っています。新築部門が建てた新築分譲物件と中古物件を効率よく案内することができれば、お客様の選択肢が広がり、比較検討しやすくなると考えました。
築3年程度の物件であれば、ほぼ新築と変わらない状態で、かつ価格も手頃で、保証もついています。新築を検討していたお客様が中古に興味を持ったり、逆に中古を見ていたお客様が新築に目を向けたりする可能性があります。無人内見を上手に活用すれば、グループ内で相乗効果を発揮できると考えたんです。
サービスを導入する決め手は何でしたか?
高橋課長:なんといっても、ショウタイム24の担当者である市川社長の人柄と、手厚いサポート体制が決め手になりました。我々はこういったシステムに不慣れなところがありますが、すぐに電話で対応してくれたり、クイックレスポンスで助けてくれたりする点が非常に助かりました。
ありがとうございます。再販ならではの課題もあったそうですね。
高橋課長:中古マンションの場合、オートロックが課題でした。有人の物件案内でも、オートロックを解錠するために現地にキーボックス置いて、その中に鍵を入れて管理している不動産がたくさんいます。
しかし、キーボックスで鍵を管理しているとセキュリティの問題や管理の煩雑さがありました。夜、暗い場所でキーボックスを操作するのは不便ですし、キーボックスの番号が漏洩するリスクがありました。また、マンションによってはキーボックスの設置自体が禁止されているケースもあります。
ショウタイム24社が、IoT機器を使った遠隔でのオートロック解除のアイデアを提案いただき、非常に驚きました。そして、マンションでも無人内見が可能になったことは非常に有り難かったですね。
「無人内見くん」のその他の機能はどうでしたか?
高橋課長:どこからでもカメラのアングルを変えて物件を確認できる機能や、お客様が操作に困っ た際にリモートでサポートできる機能など、細かい部分まで丁寧に作り込まれていると感じています。

導入10カ月で2件の成約。営業方法の工夫が生まれる
サービスを導入して、どのような効果がありましたか?
高橋課長:導入してからまだ日が浅いですが、既に成果が出始めています。戸建て物件で2件の成約がありました。
それは素晴らしいですね。問い合わせや見学者数にも変化はありましたか?
高橋課長:月間の問い合わせと見学者数が大幅に増加しました。集客効果が高まっています。お客様が近隣の物件を比較しやすくなったことが、この効果につながっているのだと考えています。
導入して営業現場の変化はありますか。
高橋課長:営業担当者の意識にも変化が見られます。システムを導入しただけでは宝の持ち腐れになってしまいますから、無人内見を上手く活かすための工夫する意識などが生まれてきていると思います。売れないのであれば、商品やその見せ方に問題があるのではないかなど、色々なことを考えるきっかけにもなりますね。
単なる機械的なシステムではなく、営業活動全体にポジティブな影響を与えていると感じています。
ありがとうございます。一方で、当社への要望はありますか?
高橋課長:現在のサービスにも十分満足しています。ビジネス特許もきちんと取得されているので信頼しています。
あえて要望をお伝えするなら、内見時に物件の特徴を効果的に伝える機能が今後さらに充実すると良いですね。
当社のように中古物件を取り扱う場合であれば、リフォーム中の物件でも、完成後のイメージを可視化できる機能などがあればより便利だと感じます。ステージングを施した状態や、様々なバリエーションを提示できることで、お客様の意思決定を促進できると感じています。
ただ、現時点でどこまで実現可能か、コスト面も含めて検討が必要ですね。しかし、お客様により分かりやすく、魅力的に物件を紹介できる手段として、大きな可能性を秘めていると考えています。

不動産業界に感じる課題・問題点
不動産業界全体に感じている課題や問題点はありますか?
高橋課長:不動産業界全体としては、信頼性の向上が大きな課題だと感じています。過去には不適切な取引や誇大広告などの問題もあり、業界のイメージ改善が必要です。
以前は不動産業界の情報がクローズドで、お客様は不動産会社に行かないと様々な情報が分からないという状況でした。しかし、現在はお客様自身がインターネットなどを通じて多くの情報を収集できるようになっています。そのため、お客様のニーズに合わせて、より柔軟に対応する必要が出てきました。
また、高齢化社会に伴う空き家問題や、都市部への人口集中による地方の過疎化など、社会構造の変化に伴う課題にも直面しています。これらの問題に対して、業界全体で取り組んでいく必要があります。
そのような課題に対して、御社ではどのような取り組みをされていますか?
高橋課長:当社では、誠実な取引と透明性の高い情報提供を心がけています。例えば、物件の良い点だけでなく、気をつけるべき点なども正直にお伝えするようにしています。また、「無人内見くん」のような先進的なシステムを導入することで、お客様により多くの情報を提供し、意思決定をサポートしています。
空き家問題に関しては、中古住宅の再生事業を通じて、地域の活性化に貢献しようと努めています。古い家屋を買い取り、現代のニーズに合わせてリノベーションすることで、新たな価値を創出しています。
最後に、リポラス課や中央住宅の将来の展望についてお聞かせください。
高橋課長:リポラス課としては、中古住宅の再生事業をさらに拡大していきたいと考えています。ポラスグループの強みを活かし、このエリアでのお客様のニーズに確実に応えていく方針です。
早期売却や確実な取引を望むお客様のニーズに応えつつ、適切な価格で買い取りを行い、高品質なリノベーションを施して再販することで、地域の住環境の向上に貢献していきたいと思います。
また、無人内見をはじめとしたテクノロジーを積極的に活用し、お客様の利便性を高めるとともに、我々の業務効率も向上させていきたいですね。