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2024-11-12

【京阪電鉄不動産株式会社】遠方の戸建物件が成約!顧客のニーズに沿った物件案内を実現し、無人内見からそのまま購入!

京阪電鉄不動産株式会社戸建事業部 チーフ
岩川智子さん

京阪電鉄不動産株式会社戸建事業部 チーフ
岩川智子さん

京阪電鉄不動産株式会社戸建事業部 チーフ
岩川智子さん

「無人内見くん」を導入いただいている企業にサービス導入に至った経緯や、導入の効果をインタビューさせていただきました。
今回は、京阪電鉄不動産株式会社(大阪市)戸建事業部 チーフの岩川智子さんに話を聞きました。

ポイント

1. 遠方の物件が無人内見で成約
2. 無人内見によって内見ハードルを下げることに成功
3. 営業社員の営業業務のクオリティ向上に貢献

導入情報 ※2024年10月時点

導入時期: 2020年4月
導入規模: 14棟 (関西・北海道で導入)

京阪電鉄不動産株式会社は、京阪ホールディングスグループの一員として、不動産開発・販売事業を展開している総合不動産会社です。主に関西圏を中心に事業を行っていますが、近年では北海道・札幌市にも進出するなど、事業エリアを拡大しています。
同社は、戸建住宅やマンションの分譲事業を中心に、オフィスやホテルなどの非住宅部門も手がけており、幅広い不動産事業を展開しています。また、海外進出など積極的な事業拡大を図っています。

コロナ禍を契機に無人内見を検討。点在する現場案内に課題

 「無人内見くん」のサービスを知ったきっかけを教えてください。

岩川チーフ:コロナ禍のときで、非接触・非対面のサービスを探していたころに、ちょうどショウタイム24社を知り、サービスに興味を持ったことがきっかけです。

サービスを導入する前に、どのような課題があったのでしょうか。

岩川チーフ:非対面・非接触での物件案内や接客への課題が1つ。

もう1つ、当社が2018年から取り組んでいる「まちなかホーム」事業にも課題がありました。「まちなかホーム」事業は、未活用の建物付土地などを面積の大小にかかわらず1区画から買い取り、都市型住宅に再生する事業です。

地域を循環させ、新陳代謝を図るという重要な事業である一方で、取り扱う物件が点在していて、それぞれの物件に行って案内することにかなりの業務負担が発生していました。限られた人数で効率的に事業を展開するには、この点をどうにかしなければいけないと感じていました。

加えて、お客様側の課題です。不動産を見に行くことに対して、ハードルを感じる方が少なからずいらっしゃいます。どういう質問をしていいか分からなかったり、営業担当の方と対面で話したりすることに抵抗がある人もいる。特に初めての住宅購入を考えている方などは、気軽に物件を見学できる環境が必要だと考えていました。

仕事が忙しくて平日に見学に行けないという方もいますね。そういったケースで無人内見は活躍するのではないかと感じました。

コロナ禍での非接触ニーズと、業務効率化、お客様の利便性向上が決め手だったんですね。

岩川チーフ:はい、他のシステムも検討はしました。ただ、ショウタイム24さんのシステムが使いやすそうだったことと、サポート体制が充実していると感じたのが決め手になりましたね。

導入にあたって、社内で懸念事項などはありましたか?   

岩川チーフ:セキュリティの面や、お客様が一人で見学して大丈夫かとか、そういった懸念はありました。でも、実際に使ってみると、セキュリティもしっかりしていますし、お客様からのトラブルの報告もないので、その点は安心しています。 また、導入を後押ししたことに、PR効果に期待した点もありました。「無人内見くん」を導入するということは、新しい技術を積極的に導入している会社だというイメージづくりにも繋がると考え、導入時にはプレスリリースも配信しました。実際、大手新聞にも取り上げていただき、大きな反響がありました。

京阪電鉄不動産株式会社戸建事業部 チーフ
岩川智子さん

契約者の2~3割が無人内見を利用。遠方の物件が成約

 「無人内見くん」を導入して、実際にどのような効果がありましたか?

岩川チーフ:当初、無人内見を導入していた物件を購入いただいた方に「無人内見ご利用いただきましたか」というアンケートを取っていたのですが、2割~3割の方が無人内見を利用いただいていたことが分かりました。 一番効果を感じたのは、お客様が無人内見で物件を見て、そのまま購入されたケースですね。駅からも遠く、わざわざその物件だけのために行くのも大変だった物件だったのですが、正直ラッキーだと感じました(笑)

立地的にはあまり良くない物件でも、お客様が自由に見学できたことで成約につながったんですね。

岩川チーフ:その他にも、商談中のお客様がご家族に見せたいという時に、「好きなタイミングで見に行っていただいていいですよ」と無人内見を案内することや、近隣で別の物件ご検討いただいてる方が参考として見に行っていただいたりするケースも多いですね。

特に、建築中の未完成物件の場合は、完成イメージを伝えるのが難しいんですが、近隣の似たような物件を無人で見学してもらうことで、お客様にイメージを持ってもらいやすくなりました。

導入後、営業担当の方の業務にはどのような変化がありましたか?

岩川チーフ:営業担当者の移動時間が減ったことで、その分を他の業務に充てられるようになりました。例えば、お客様との商談の準備時間が増えたり、より多くのお客様にコンタクトを取れるようになったりしています。

ありがとうございます。当社への要望などはありますか?

岩川チーフ:手厚く寄り添っていただいてるんで、特に不安はありません。何か聞いても必ず返していただけますし、こちらからの細かな要望や意見も、一旦受け止めていただいています。

あえて言えば、物件に設置したIoTの機器の管理をもう少し上手にできるようになればといいなと思っています。

例えば、複数の物件で同時に使用する場合に、どの機器がどの物件用なのかが一目でわかるようなシステムやナンバリングがあると助かりますね。

”丁寧に伝える”京阪電鉄不動産が大切にすること

不動産業界全体に感じる課題などはありますか?

岩川チーフ:当社は、物件を仲介業者を通じて販売しているんですが、なかには適当な提案や案内をしてしまっている業者が存在します。当社のブランディングや取り組み、マーケティングなどを通じて、去年から課題に上がってるのは、”丁寧に伝える”ことです。

仲介業者だけでなく、お客様にもきちんと丁寧に当社の思いを伝えていきたいと思っています。1番はお客様に納得感のあるお買い物をしていただく、共感していただくということが目標です。

最後に、将来の展望について教えてください。

岩川チーフ:2024年、戸建事業部として「らららな暮らし」というブランドメッセージを策定しました。

全てに「ららら」な気持ち・気分になってもらう。お客様にも、私たち社員にも、そして関わる全ての人に、心地よさや幸せを感じてほしいという思いが込められています。

企画の部分に関しても自分事として捉えて、自分が住みたいと思える住宅を提供するということを徹底していけたらいいかなと思いますね。単に家を売るのではなく、その家で過ごす時間や生活の質を大切にしたいという考えが詰まっています。

そういった中では、無人内見をはじめとしたテクノロジーの活用は喫緊の課題だと思っています。「無人内見くん」の活用などによって、テクノロジーやITへの意識は醸成されつつあります。

不動産業界は他業種に比べてまだまだ遅れていると言われていますが、若手社員からも顧客データの活用などの意見も出てきています。そういった新しいことへの取り組みにもどんどんチャレンジしていきたいですね。

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